ATN(非同期転送日記)

2017年10月

10月31日(火) .

1日人間ドックに行ってきました.はじめて胃カメラを飲んで吐き気がひどかったでした.来年からは鼻からにしてもらおうかな.左目の視力が少し下がっていました.たしかに片目ずつで少し遠くを見ると左目が少し下がってます.7〜8年くらい(だったかなぁ)同じ眼鏡をかけてますがズレが生じてるかも.近いうちに新しいの買おうかな.

枝野は僕らが勝たせる(その1) .

9月の連休に大阪旅行に行ったのですけど,そのあと1か月くらいで政治が大きく動きました.私は「#アッキード解散」だと思ってたんですが,後世では「小池・前原の乱」とでも語られるんでしょうか.結局のところ国難は居座ったままですしマスコミはふがいないままですが,その中で「#枝野立て」からの立憲民主党が「希望」でした.新橋,秋葉原,そして新宿に枝野さんに会いにいって,私は人の心の光を見ました.

枝野立てゆきんの仮説:この騒動の背景にあるのは「民主党政権の評価が不当に低すぎる」ことです.たしかに褒められない部分は多いと思いますが,暗黒時代とか黒歴史とか神武以来最悪とかは言い過ぎです.数字? 安倍ファンは都合のいい数字ばかり出してくるし,都合のいいことは安倍さんのおかげ,都合の悪いことは民主党・民進党のせいって言うから聴くに値しないです.

ところで,小泉進次郎のことも保険って,どうして子ども手当じゃダメなんでしょうか.税金より保険料のほうが取りやすいって言うなら納税者をバカにした話です.希望の党のワイズスペンディングって,どうやって予算を振り分けるんでしょう.事業仕分けをやるんでしょうか(笑).枝野さんや蓮舫さんがやってた事業仕分けはフルオープンでしたけど,小池はブラックボックスでAIでやるんですかね.つまり,実は民主党政権がやってたことはそんなに悪くないよ,ということです.あの頃はマスコミが盛んに政権批判やってたのに,なんでいまは安倍や菅の言い訳をそのまま垂れ流してるんでしょう.寿司がそんなに美味いんですかね.

で,産経やネットの連中が悪く言うのをかつての民進党右派の人たちも真に受けすぎてたから,国会対応が弱腰になったりスキャンダルへの対応が過剰になったりしてたわけです.前原が裏切って党を小池に売り渡したのも民進党には全く価値がないと考えてたからでしょう.それより小池ブームに乗ったほうが勝てると思ったんでしょう.でも,都議選で起きたブームが全国で起きるのか? という疑問がありました.北海道ではイケマキ方式の野党共闘が進んでいますし,沖縄はオール沖縄ですし(新潟もやってましたね).

私は都民ファーストオーダーの頃からうさん臭いと思ってましたんで,細野や松原や柿沢が移ったときは「要らないからさっさと持ってって」って言ってました.で,前原の「名を捨て身を取る」って話をどう飲み込んだらいいか分からず,私はコメントのしようがなく,2,3日Twitterでの政治の話を止めて様子を見ていました.枝野さんのTwitterアカウントも2,3日沈黙していました.枝野さんの意見を聞きたいけど,話せないのも分かる気がしました.

テレビ的には小池の「排除します」のインパクトが強かったようですが,私はワイドショーや報道番組をあまり見ませんので(^_^;,むしろ若狭の「次の次」発言がポイントだったと思います.話が違うじゃないかと.安倍包囲網を作るんじゃなければ合流する意味ないです.前後して出てきた「三都物語」は完全にスベりました.東京に対する反骨精神がある(?)維新の支持者からすれば「東京の者と組むのか?」,都民ファーストの支持者からすれば「あのガラの悪いのと組むのか?」で,野党支持者からしますと「仲介したのが竹中平蔵? 国家戦略特区の親玉じゃないか! 加計問題を追及する希望なんて持てない」ってなるわけです.

巨悪に立ち向かってたはずの小池が「排除」された政治家とその支持者をいじめる悪役になってしまい,希望の党がへの失望が広がって(しょせんは小泉劇場の劣化コピーでしたか)いよいよ「#枝野立て」の声が高まってきたところで…長くなったので続きは11月上旬にまた書きます.では.

ゆきん(yukin.nishikawa@nifty.com)[yukin's page]